遠州森のまつり☆歴史編18☆

遠州森のまつり☆歴史編18☆

森町内の人口は、旧6社であった町中心部の北街社、比雲社、水哉社、明開社、桑水社、沿海社から、

徐々に周辺の谷本社、凱生社、藤雲社、湧水社、鳳雲社などに移っていった。

人口の減少は、屋台の引き回しのみならず、渡御・還御における奉仕者を出すことにも支障が出ることとなった。

そのため、人口の多い氏子町内である藤雲社、湧水社、鳳雲社からの奉仕者の人数を増やすことで対応していった。

しかしながら、渡御・還御は金守神社、または森駅止まりであり、

奉仕に尽力している下(しも)の町内の通りまで神輿の行列が回らないという状況は変わらなかった。

その状況の打開策の1つとして、平成17年より祭典3日目の午前に巡幸祭として、

栄町、南町、西幸町、大門方面を神輿行列が回ることとなった。

その際には、旧比雲社屋台と花屋台が供奉する。


平成16年より、祭典日程が変更されたが、その際の規約改定の第二条として、

「祭典期間は毎年十一月第一週、金・土・日の三日間とし、十一月一日が土曜日の場合は、
前々年度の祭典本部、頭取・社長会議にて決定する。祭典日程ならびに祭典行事等は、毎年祭典会議において定める。」とある。

この日程にあたる最初の年度が平成20年であるため、その前々年度である平成18年に、

各町内の意見を元に協議された。その結果、平成20年度の祭典日程は、11月1日・2日・3日にて運営されることが決定した。

ただし、この決定は平成20年度の祭典のみに適用されるものであり、

2014年(平成26年)は再びその前々年の協議によって日程決定がなされることになる。


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